通信教育の課題とは
准看護師として仕事をしてきた方の中には、「以前から看護師資格を取りたいと思っていたけれど、仕事をしながら資格取得を目指すのは難しくて諦めてきた」という方もいると思います。学校に通うとなればやはり仕事を続けることは難しいですし、仕事を辞めてしまうと、「経済的な負担が大きくなってしまう」と感じていた方も多いでしょう。この規定により、「やっと資格取得を目指せる」と感じている方も多いはないでしょうか。
この制度により、「看護師を目指そう」と考える准看護師の方は多いのではないかと思います。そのため、この制度に対応出来る養成所の開設が必要となるのです。希望者が多ければ多い程、養成所の数も必要となってきますから、早急に解説を進めていく必要があります。今の状態では、入学出来ない方が増えてしまいますからね。また、看護レベルを上げるためには支援処置を確立していくことが求められます。国、自治体などにより、勤務軽減処置や学費補助制度などの処置も求める必要があるでしょう。看護師という仕事の環境は過酷なものですから、これらを改善することが出来ればもっと看護師になりたいと思う方も増えてくるでしょう。そして、教育内容なども改善していくことが必要。通信教育の場合にはレポート提出により単位を取得していくことになりますから、出来る限り教育内容が受講している方の意向に沿ったものとなるように改善していくことも求められるでしょう。
このように、まだまだ准看護師制度の通信教育は出来たばかりですから、課題も多いのが現状。しかし、様々な課題を乗り越えていくことで、より看護師にとって良い環境を築くことが期待出来るのではないでしょうか。